教室終了後、ワックス掛けのため大掃除。「引っ越すんですか?」と言わんばかりの状態で机や物を外に出してのワックス掛け。今回は3日がかりです。作品展の器セッティングは楽しいけど、その前の大掃除は大変です。
床光ってますね~!
作品展チラシ刷り上がりました。
工房では午後から大掃除に入っています。ただ、桜が展示会には満開にはならないかもしれませんね・・・
市販の釉薬や、他作家さんの一般的なワラ灰釉は、どちらかと言うと写真右の白いマット状に近い調合です。これはワラ灰が他の灰よりも融点が高くて溶けにくい事に起因しますが、私は少し溶けやすい調合にしていますので、左側の仕上がりになりやすいです。但し釉薬を濃いめに施釉すると右側の様になりますので、お好みで濃さを調整してみて下さい。もし左側のつもりが右側の様になってしまった場合は、再度本焼きすれば溶けてくれますが、再焼成費がかかります。
油滴天目釉をある釉薬と重ね掛けしたテストピースです。以外と面白かったので掲載してみました。
酸化焼成です。写真クリックすると拡大できます。
お茶菓子にフェレロ ロシェのチョコをお出ししております。
本日、作品展最終便の本焼きをしております。
週末に窯入れリハーサルをしました。3時間かかる窯入れを事前に1回やるなんて手間、普段なら絶対にしませんが、今週の生徒さん作品を釉掛けして入れられるか微妙な状況だったので実施。結局醤油皿1枚すらも入らない満杯状態と判明しました。明日焼成します。
いよいよ東京で桜開花のニュース。作品展もうすぐですね。工房では駐車場のサクランボの花が見頃です。写真は昨日の朝です。
5月には美味しい実がたくさんなります。
体力と精神力をすり減らすので、本焼きと野焼きを同時に行うのは避けたいのですが、明日雨の予報だったので同時焼成強行です。
1300℃近くで焼成しても割れたり変形にしくいカーボランダム製の板を窯の棚板に使うのですが、垂れた釉薬から棚板を保護するアルミナ液を塗装してありますが、1度釉が垂れるとアルミナも剥がれたり汚れたりしますので、時々掃除が必要になります。古いアルミナ層をグラインダーで削り取ってカーボランダム剥き出しにした後に、再びアルミナ液を塗り重ねていきますが(写真)、1度塗りでは薄いので、1度塗っては焼成し、再度塗装を繰り返して焼く。これ結構な手間なんです。
釉薬が垂れない様、皆様もご協力お願い致します!
23日の最終便はお預かりした全ての作品が入らない可能性が高くなりましたので、作品展の釉薬掛けは受付締め切りました。連休中に釉薬掛け頂いた作品、万一窯に入らなかった場合はご容赦下さい。
頂き物ですが金沢の芝舟小出さんのしょうが餅をお出ししております。
複数あるメダカ池のとある一つが色んな野鳥の水飲み場や水浴び場に人気なのですが、時々ヤマガラも来ます。案外近づいても逃げないのですが、シャッター音をすごく嫌がります。
今日釉薬掛けされた生徒さん作品を明日本焼きすべく、なりふり構わずと言わんばかりのストーブ余熱と電球による強制乾燥。
でも窯入れ挑戦した結果、背の高い作品は最終便で焼成する事にしました。今お預かりしている焼成待ち作品は30㎝程度の大型作品4点と、残り大半は3㎝程度の板皿系ばかりなので、バランスが悪く(中くらいの高さの作品がほぼ皆無)窯に無駄な空間が出来、焼成出来る作品が極端に減るので、苦肉の選択です。最終便は大型作品優先となりますので、来週釉薬掛けされた作品は窯入れ出来ない恐れが高いです。ご了承下さい。
先日からお茶菓子にホワイトデーを意識して、金沢の諸江屋さんの和三盆菓子「すいーと・はーと」をお出ししております。
教室は釉薬掛けラッシュで、ご指導がバタバタする事が多いですが、展示会前なのでご容赦下さい。
駐車場のサクランボが今日開花し始めました。ウグイス初鳴きも観測しました。朝、「俺、どう鳴けばいいんだっけ?」と言わんばかりに「ホ~」とだけ鳴いていましたが、昼には「ホーホケキョ」と完璧な歌声でした。初鳴きは下手と言われますが、教室周辺の子は毎年初日から綺麗に鳴きます
春の生徒作品展最終便の素焼き窯出しを行いました。早めの釉薬掛けをお願いします。来週以降の釉薬掛けは窯が一杯になる可能性が高いので、確実に展示会前の窯に入る補償が出来ません。
東京国立近代美術館で間もなく開催される展示会割引券が届いたので工房でお配りしております。
無料観覧券も各2枚あったのですが、本日速攻で無くなりました。
削り作業の時に、器高さを揃えるのに便利な測量道具です。トースカンと言います。前述のトンボで同じ深さで作陶されていれば、高台高さなども概ね揃うはずです。
高台直径を揃えるために高台用のトンボを作るか、ノギスや定規で測るのもポイントです。
たまには陶芸教室らしいテーマで。
作りたい器直径と深さ寸法の1.1倍(1割収縮する粘土の場合)に作ったトンボという道具で寸法を揃えて作陶します。トンボは割り箸と輪ゴムでもお作り頂けます
伊豆の河津桜を見に行かれた方から頂いた、桜まんじゅうをお出ししております。
今日の生徒さん作業です。写真だけ見ると器をオイスターソースに漬けているみたいですが、トチ渋に漬けて器を染める技法です。少し骨董品風の落ち着いた表情にする事が出来ますが、粘土や釉薬を選びます。
左が染める前の状態。これを約2時間トチ渋に漬けた拡大が右写真。
撮影時の光源が違うので(左は曇りのベストな光源で撮影、右は晴れた日に撮影したので少し黄色味がかって写っています)比較しにくいかもですが、使い込まれた器に近い色合いに変化しています。現在染めに使っているトチ渋は9年寝かした貴重なシロモノです。
追伸:今日窯出ししましたが、3月分の写真集へのアップは春の作品展終了後にさせて下さい。
展示会販売用作品の作陶に没頭する日々が続き、敷地から何日出ていないだろうかという暮らしが続いております。教室休みの今日も終日作陶。天気が良いのではかどりました。休憩がてら鳥たちに遊んでもらいました。
工房前の芝生にテッポウ虫を置いたら、ジョウビタキが来る様になりました。
今夜11時で窯焚き中ですが、板皿の多い窯なので30分に5℃しか窯の温度が上がりません。予想通り今晩は徹夜確定の様です。
明日午前中寝ています!
2017年2月分に続く