会津本郷焼

会津本郷焼きとは

 福島県の会津若松市にあります。東北2大窯業地の一つ(もう一つは相馬焼だったのですが、震災の放射能事故で・・・※)。鶴ヶ城(会津若松市のお城)から南西に6km程の所に窯元が点在しています。陶磁器両方を生産されている様です。掘った粘土を1年以上風雨にさらす「野ざらし」を行っている様ですが、どこで粘土を掘って、どこで「野ざらし」しているか、取材不足で把握は出来ておりません。


写真は会津本郷焼の流紋焼さん工場見学の様子。左写真は粘土を圧縮して水分を抜く機械と土練機で粘土を作っている所。右写真は型で作陶されたと思われるカップのバリをロクロで削る作業。取っ手付きで削るの怖そ~。とっても巨大な工場でした。型を使って量産する様子を見学できるので、興味ある方は是非。

 

講師お勧めの観光スポット

 会津本郷陶磁器会館で12の窯元作品を展示販売。会津の馬刺しは独特の辛味噌で頂きます。私も自宅で馬刺しを頂く際は、この会津の辛味噌を真似た物を自分で調合しております。力道山も通った肉の庄治郎さんなどで買えます。

 一足伸ばして大内宿や喜多方などが有名な観光名所です。 

 

※相馬焼のあった場所は帰還困難区域に指定されてしまった上、大堀相馬焼特有の青磁釉主原料の砥山石(とやまいし)が、放射能汚染のため使えなくなるという状況。現在は二本松市などで復興目指してがんばっておられる様です。

 

 講師最終訪問 2018年4月