私が工房でオリジナルに作りました陶芸材料などを販売致します。
今後は釉薬原料の灰なども販売予定です。
織部釉は釉薬成分に銅を含んでおります。焼成によって酸化銅のギラギラした被膜が器表面に出てしまいます。それを除去するのにトチ渋を使います。 (写真器の右側だけトチ渋に漬けました)
トチ渋は酸化銅皮膜除去以外にも、器を染める事にも使います。長石釉やビードロ釉などの貫入部分や素地にトチ渋を染みこませることで、骨董品の様な風格ある時代をつける事が出来ます。
(左:トチ渋使用前、中央と右:トチ渋使用後)
器染めにお使いの場合は、柿渋同様トチ渋も作りたての物よりも数年寝かせた物の方が、いい効果が出ていると感じております。酸化銅皮膜の除去は新物の方が良い様に思います。材料が毎年安定して入手できませんので、新物が常時あるとは限りません。幸い2022年は材料確保出来たのですが、それ以前の最近2年続けて材料確保出来なかった事があります。
お使いになる粘土や釉薬によっては、トチ渋の効果があまり出ない物もあります。色んな土や釉薬調合でテストしてみて下さい。
製品に「簡単な使い方」を記載したメモを同封しておりますが、それ以上のご質問には一切お答え出来ませんし、それを求められる方にはお売り出来ません。ご自分でテストして答えを探って下さい。
●トチ渋古渋(2008年製 14年物)残りわずか
2リットル4,000円(送料・消費税別)
●トチ渋新物(2022年12月製)
2リットル3,000円(送料・消費税別)
にて販売致します。
購入ご希望の方は、問い合わせページより連絡下さい。
陶芸に使う赤貝、ある所にはあるんですが、以外と入手しにくい物。
赤貝は焼成時に貝目を景色にするためや、釉薬を拭き取りたく無い作品の焼成時などに使います。上に作品を載せる場合は補強のため道具土を詰めて窯入れします。焼〆焼成の場合は貝の周辺に緋色が出ます。
国内で採取しました天然物なので、サイズ違いや多少の欠け汚れはご理解下さい。焼成には支障ありません。採取後に塩抜き(水に浸け、水を毎週交換しながら半年程度塩を抜く)、洗浄、拭き取りをしております。
100グラム700円(送料・消費税別)にて販売致します。
購入ご希望の方は、問い合わせページより連絡下さい。
100gの目安
幅2~5センチ程度の物を適当に混ぜておおよそ30個前後、
幅4~5センチの物だけだと、約20個の内容です。